【最新版】ChatGPTプラグインおすすめ10選
ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模な言語モデルで、近年幅広く使用されています。
非常に便利なChatGPTですが、さらに機能を拡張するためのプラグインが多数登場しています。
今回は、その中から特におすすめの10選をピックアップし、それぞれの特徴や使い方を紹介します。
ChatGPTのプラグインとは?
ChatGPTプラグインは、ChatGPTの機能を拡張するためのツールです。
これにより、ChatGPTを通して様々な便利な外部のアプリケーションやサービスと連携して利用することが可能になります。
例えば、データを分析したり、最新情報を取得したり、Webサイトの情報を要約したりなど様々な機能を持ったプラグインが数多く登場しています。
- プラグインはChatGPT Plus(有料版)ユーザーのみ利用可能です
ChatGPTのプラグインの使い方
ChatGPTプラグインを使用するには、前提としてChatGPT Plusに加入する必要があります。
ChatGPT Plusに加入すると、GPT-4が利用できたり、プラグインが使用できたりと出来ることの幅が広がります。
ただし、全てのChatGPT Plusユーザーに即時に解放されているわけではなく、徐々に全ユーザーに適用される予定です。
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ChatGPT Plusへの加入が出来たら、プラグインを導入するための準備をしていきます。
下図のように、まずは画面左下の「•••」をクリックして、「Settings」をクリックします。
次に、ポップアップが表示されるので、「Beta features」の中の「Plugins」を有効化します。
下図のように、「Plugins(Beta)」が表示されていれば、準備は全て完了です。
いよいよ、次からはおすすめのプラグインについて解説していきます。
ChatGPTのプラグインおすすめ10選
これから、実際に使ってみておすすめのプラグインや話題のプラグインの中から10選を紹介していきます。
作業効率を上げるものや便利なツールなど幅広いジャンルに活かせるので、ぜひ使ってみてください。
SEO.app
SEO.appは、SEOに特化したChatGPTプラグインです。
このプラグインは、キーワードリサーチ、リンク管理、メタデータの最適化など、SEOに関連する様々なタスクの自動化を行います。
ブロガーやWebライターは文章生成AIの登場により、これまで以上にSEOなど戦略を考える必要性があります。
SEOは基礎でありながら、難しい部分でもあるため、このようなツールをツールを上手く使いこなす事で、初心者でも質の高いコンテンツを作成することに繋がります。
ぜひ、使いこなしてみてください。
HeyGen
HeyGenは、OpenAIが開発したChatGPTのプラグインです。
条件を与えることで、テーマに沿った短いビデオを生成することが可能になります。
アバターの性別や肌の色など、細かい設定も可能で、自分だけのオリジナルビデオを作成することができます。
特定のテーマのビデオだけではなく、Webページの要約なども動画にすることが出来ます。
上図は、「AIが普及することによる将来の展望」をテーマに出力した例になります。
様々な活用が出来ると思うので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
WebPilot
WebPilotは、指定したURLを元に回答してくれるプラグインです。
Webページだけではなく、PDFなどアクセス可能なURLであれば何でも大丈夫です。
つまり、Webサイトの情報や論文などもURLとして渡してあげることで要約などが簡単に出来てしまいます。
下図に論文を要約した例を載せておきます。
ChatGPTはURLなどへのアクセス、リアルタイム検索などに弱い部分があります。
しかし、このようなプラグインを使用することで、アクセス可能になり、より便利になっていくと考えられます。
ぜひ、こちらも活用してみてください。
Prompt Perfect
Prompt Perfectは、ChatGPTに投げたプロンプトをより具体的な良いものに自動で変換してくれるプラグインになります。
つまりは、ざっくりした質問を投げても勝手にプラグインが補足して具体的な回答が得られるようなプロンプトに変換してくれます。
実際に、使用例を見て実感してみましょう。
上図は、Prompt Perfectを使用していない場合の出力結果になります。
下図に、Prompt Perfectを使用した場合にどうなるのかを示しています。
今回の例では、少し分かりにくいですが、より具体的な例が表示されています。
ChatGPTを始めとする、プロンプトによる生成AIはプロンプトの質や内容は非常に重要です。
Prompt Perfectは自動で最適なプロンプトに変換してくれるため非常に有用なツールです。
ぜひ、使いこなしてみてください。
Photorealistic
Photorealisticとは、Midjourneyなどの画像生成AI用のプロンプトを生成するためのChatGPTプラグインです。
日本語で、かなりざっくりとした言葉でも、より高精度な画像を生成するような高品質なプロンプトを自動で生成してくれます。
下図にプロンプト生成の例を示します。
単純な言葉の入力でも詳しくプロンプトを生成してくれていることが分かります。
それでは、実際に画像を生成してみたいと思います。
なかなか高精度な画像が生成できていることが分かります。
これから画像生成に挑戦してみたい!けどどんなプロンプトを書けばいいか分からない!
そんな方は使ってみてはいかがでしょうか。
Zapier
Zapierは、さまざまなウェブアプリケーション間でタスクを自動化できるツールです。
ChatGPTとZapierのプラグインを組み合わせることで、ChatGPTがZapierを通じて複数のアプリケーションと連携し、タスクを自動化することが可能になります。
下図に、Zapierで自動化するまでの例を示します。
上図で、ChatGPTにzapierで実現したい自動化のタスクを指定します。
すると下図のようにzapierの設定をしてくれてリンク先に飛ぶことで利用することが可能になっています。
Create a QR code
Create a QR codeは、OpenAIが開発したChatGPTを介して、簡単にQRコードを作成できるツールです。
URLなどを入力するだけで、その情報を組み込んだQRコードを生成します。
実際に無料で使えるQR生成サービスはいくつもありますが、ChatGPTを利用することが多くなった昨今、ChatGPT内で完結するツールは非常に便利です。
下図に例を示します。
今回は、当サイトのQRコードを作成しましたが、数秒で生成できるので、ぜひ使ってみてください。
ChatWithPDF
ChatWithPDFは、PDFを投げると要約などを簡単に短時間でしてくれます。
論文などサクッと内容を簡単に理解したい場合など使ってみるととても便利です。
下図に例を示します。
上図のように、論文のPDFのリンクを投げると要約して返してくれます。
もちろん、内容の精査は必要になるかもしれませんが、内容を簡単に知りたい場合はとても便利です。
kakaku.com
kakaku.comは、「価格ドットコム」の情報を元に、様々な商品の価格が比較できます。
リンクからはサイトページに飛べるようになっていて、詳細を見ることも可能です。
下図に例を示します。
こちらはちょっとしたプラグインですが、地味に便利な機能だなと思います。
ぜひ使ってみてください。
Noteable
Noteableはノートブック形式で、Python、SQL、Markdownを使用してデータを分析したり、可視化ができるプラグインです。
つまり、これまではプログラムを書かなければ出来なかった可視化などのデータ分析が簡単に出来る便利ツールです。
下図に使用例を示します。
リンク先に飛ぶと実際にデータが読み込めている事が確認できます。
自動でコードも書いてくれています。
より具体的な活用法については、こちらを参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事では、ChatGPTプラグインおすすめ10選について紹介しました。
どれも作業効率を格段に上げてくれる便利なツールばかりです。
今回紹介したもの以外にも、かなり多くのプラグインは登場しています。
上手くAIを活用していくことで、今後の活躍の幅も広がります。
ぜひ、参考になれば嬉しいです。
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